皆さんこんにちわ。MUGENのますけん(増川佳祐)です。
今回は、基本に立ち返って、wi-fiの通信規格の種類をおさらいしたいと思います。
wi-fiはWi-Fi Allianceができてから今から約20年前と歴史がまだまだ浅く、一般的に広がってきたきっかけはやはりスマートフォンの普及が一役を買っています。
スマートフォンの普及前にもパソコン業界ではまずはwi-fi接続用のPCカード(BUFFALO WLI-PCM-L11GPなど)の販売など周辺機器として発売をされて、次第にノートパソコンに標準搭載をされていくようになってきました。
wi-fiの規格は根本的なものはあまり変わらず、年々進化して速度が早くなってきています。表にしてみると
※wikipedia調べ
規格 | 速度(理論値) | 策定年 |
---|---|---|
IEEE802.11b | 11Mbps | 1999年 |
IEEE802.11a | 54Mbps | 1999年 |
IEEE802.11g | 54Mbps | 2003年 |
IEEE802.11n | 65Mbps〜600Mbps | 2009年 |
IEEE802.11ac | 292.5Mbps〜6.93Gbps | 2014年 |
IEEE802.11ax | 9.6Gbps | 2020年? |
となっており、今はなんとなくの感覚ですが、一般的には端末側(クライアント・子機)もルーター側(親機側)も11nの規格が概ね浸透してて、ちょっとこだわって設置している方は11acの通信ができるってところでしょうか。
スマートフォンが新しいものでも、ルーターが古いと、せっかくの高速体験が
できないまま利用している方も多いと思います。ちなみに、iPhoneで通信速度を比較してみますと
【[iPhone/iPad]iPhone、iPad で利用できるWi-Fiの規格を教えてください。】より引用
wi-fi a/b/g/n
対応するiPhone 5/5c/5s
wi-fi a/b/g/n/ac
対応するiPhone 6/6s/SE/7/8/X/XR/XS
wi-fi a/b/g/n/ac/ax
対応するiPhone 11/SE(第二世代)
となっていました。私は未だにiPhone7を画面やバッテリーを直しながら使っているのですが、以外にもac規格に対応していたんですね…。
といいますのも、事務所のwi-fiでiphoneからスピードテストをするとあまり数字が伸びなかったのでn規格留まりかなと思っていました。まだまだ検証する余地がありそうです。
ちなみに、近年名称の改定も行われたそうで、最近では下記のような呼び方になったそうです。
802.11n→Wi-Fi4
802.11ac→Wi-Fi5
802.11ax→Wi-Fi6
どんどん規格が増えてわけが分からなくなってきたのでナンバリングされたのは素直に良いですね。
最近ではwi-fi6と謳って販売されるルーターも出てくるようなので、参考にしてみてはいかがでしょうか。