ライブエンドロールの力は強い。

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皆さんこんにちは。MUGENのますけんでした。
無料で作る!!自作プロフィールムービーも、作成の一通りの流れが完成しそうなところまで来ました。今回は話題を変えて、結婚式・披露宴の映像コンテンツが持っている力というものを、私の体験に絡めてお伝えしたいと思います。

以下はとある披露宴で私が実際に目にした「映像の力」について書いたものです。
※個人情報の配慮から、内容の一部を変更しております。

その現場には写真・ビデオ・ライブエンドロールとそれぞれの業者が入っており、私はこのうち、下請けとして記録ビデオを撮影していました。

披露宴は盛大に進み、ご新婦のお色直しで妹さんと一緒に親族のテーブルに向った時です。
そこにいたのは新婦のおばあちゃん。小さいころ面倒を見てくれたお礼に花束をプレゼントしたかったようです。受け取ったおばあちゃんは喜んで涙を流しておりました。
そして、一緒に集合写真を撮ろうと立ち上がり、3人並んでカメラに向かってにっこり。ただ、なぜかおばあちゃんだけがうつむき加減になっておりました。
次の瞬間、なんと、おばあちゃんがその場で倒れこんだのです。会場は騒然としました。
進行は止まり、救急隊が呼ばれました。ご新婦さんはその場で泣き崩れており、我々スタッフも、ただただ見守ることしかできませんでした。
5分とおかずに駆けつけた救急隊によって、おばあちゃんはご家族の方と一緒に病院に運ばれていきました。
正直にいうと、私はこの時点でご披露宴は中断されてしまうと思ったのですが、おそらくどなたかの判断でしょう、そのまま続けることになりました。とは言え、場の空気は重いままでした。新婦さんの表情もまた、おばあちゃんを案じた様子から変わりません。

プログラムに従って進んだ披露宴はお開きを迎えます。一本締めの後、ライブエンドロールが上映されました。

ライブエンドロールとは「お仕度から時系列順に撮った当日のハイライト集」でもあるですが、このタイミングではおばあちゃんへの気がかりでいっぱいだった会場に、そんな映像が流れたことになります。
お仕度しているときのご新郎ご新婦の笑顔、緊張しているお父さんお母さんの姿。
ピースしてお祝いムード一色になっている親友たち…応援してくれる職場の仲間。
そして、しあわせそうに笑顔になってケーキ入刀しているご新郎新婦の姿…
重苦しさが一気に晴れていく感触がありました。
映像が流れ終わると拍手喝采。誰かが「ブラボー!!」と言っているところまで聞こえました。冒頭のとおり、私は記録ビデオ担当でしたので、このエンドロールの作成に関わってはいませんが、同業者として「大きなアクシデントがあっても披露宴が美しく収まるライブエンドロールの力はすごい」と強く、強く感じたのです。
なおその後、会場スタッフからおばあちゃんは無事だったとも聞き、ほっと安堵した次第です。

披露宴を盛り上げ、二人の門出のお手伝いをしたい。そんな思いを私もまた、会場のプランナーさんや音響さん、司会、調理の方々と同じく持っていますし、強くやりがいを感じるところです。

いかがでしたでしょうか??

最後にちゃっかりPRですが、弊社もご披露宴のライブエンドロールと記録ビデオを承っております。ぜひお気軽にご相談ください。それではまた次回

しあわせハイブリッド撮り
(ライブエンドロール)

しあわせぜんぶ撮り
(ライブマルチカメラ)